令和3年赤い羽根共同募金運動の開始に寄せて(協力会長ステートメント)

2021年10月01日

東京都共同募金隊友協力会会長 森田 英男

 平素は本会に対しご支援を賜り、誠に有難うございます。
さて、本日より令和3年度赤い羽根共同募金運動が始まりました。本会にとりましては今年度が発足後はじめての運動となります。
 本会は退職自衛官、予備自衛官等でつくる特殊赤十字奉仕団 東京都隊友救護赤十字奉仕団を母体とし、今年4月1日、社会福祉法人東京都共同募金会様との覚書締結により共同募金団体としての歩みを開始し、その歩みは未だ緒についたばかりです。関係機関、団体の皆様にはご指導のほど宜しくお願いします。

さて、赤い羽根共同募金は昭和22年、戦後復興のさなか、空襲被災者、外地からの引揚者、復員軍人、抑留者の留守家族、戦時産業失業者、引揚者の方々など多くの人々が生活困窮状態にあった中、困窮者の方を支援し、地域福祉の増進を図るべく始まった共同募金がその歴史の始まりです。
昭和26年、社会福祉事業法が成立するとその法律のなかで共同募金が位置づけられ、今日では社会福祉法に基づく募金へと位置付けが変更されながらも、地域福祉のための募金という役割は一貫して継続されて参りました。

殊に本年は台風により各地で被害があり、また、昨年より続く新型コロナ禍の影響により、経済的にも困窮された事業者や労働者の皆様も少なからずおられたと思います。また、新型コロナ禍により困窮状況が潜在化することもあろうかと思います。こうしたときこそ、自分たちを守るしくみとしての赤い羽根共同募金運動の役割が求められるものと存じます。

運動期間中、全国各地で運動が展開され、退職自衛官、予備自衛官等でつくる共同募金協力団体たる本会の面々も街頭より、募金の呼びかけをさせて頂きます。
皆様には本運動をお見かけの際には、どうぞ暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。まだまだ新型コロナ禍の感染状況や台風など気象災害の警戒を要する状況もありますが、皆様のご健勝ご多幸を祈念し、ご挨拶としたく存じます。

令和3年10月1日
東京都共同募金隊友協力会
会長 森田 英男

東京都隊友救護赤十字奉仕団
本会は東京都隊友救護赤十字奉仕団を母体とした東京都共同募金会協力団体です。
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