会長ご挨拶

               東京都共同募金隊友協力会会長 森田 英男

東京都共同募金隊友協力会会長の森田英男です。本会は退職自衛官と予備自衛官等を中心とする東京都隊友救護赤十字奉仕団及び足立・荒川・台東・中央・千代田・武蔵野・江戸川・大田8個分団を母体として発足した社会福祉法人東京都共同募金会協力団体です。

 本会は東日本大震災発生当初から、東北地方の被災地の復旧・復興や慰問活動等に活動したメンバーが中心となり令和3年4月1日に発足致しました。災害救護の面では上記、赤十字奉仕団としての活動を軸としながら、災害義援金による被災者の方々の支援や赤い羽根共同募金を通じた地域社会福祉の充実発展を本会として展開していくことを企図しております。

特に本年3月11日は東日本大震災から10年目を迎えました。今日、東北地方では政府、被災地の県・市町村、地域社会の皆様のご努力と全国的な支援によって復興が進められておりますが、依然、真の復興にはさらなる年月を要するものと存じます。奇しくも震災発生から10年の今年、2月13日に発生した令和2年福島県沖地震では、マグニチュード7.3、深度6の地震が発生。しかも、この10年までの間も毎年、東北地方各地で被地震災害、台風、豪雨、洪水、河川氾濫など各地で被害が相次ぎました。震災被災地の復興はその後の災害をも克服しながらの過程であるといえるでしょう。

また、日本全体でみれば、昨年2月来続く新型コロナウイルスの流行は私たち国民の生命と健康、経済活動に大きな被害をもたらし、さらに今後、首都圏を中心に発生が懸念されている、首都直下地震や南海トラフ地震の発生が懸念される中で、国や社会全体の連帯が求められています。

退職自衛官・予備自衛官等でつくる本会は災害派遣に関わった者や、震災復興に微力を尽くしてきた者として、今後も被災地の方々の復興に寄り添って参りたい。或いはこれからの災害に備え、或いは災害の被害があった場合に私たちなりの支援がしたい。本会の活動はそうしたコンセプトから始まりました。

とはいえ、いまだその活動は緒についたばかりであります。東京都共同募金会ご当局をはじめ関係者の皆様からご指導ご鞭撻を賜りつつ、私たちなりの活動を展開していきたいと考えております。皆様には何卒宜しくお願い致します。

                             令和3年4月1日

                             東京都共同募金隊友協力会 会長 森田 英男

略歴

森田英男(もりたひでお)。

陸上自衛隊入隊後、自衛官、即応予備自衛官、予備自衛官として永年勤務。退職時の最終階級は予備陸曹長。現在、公益社団法人隊友会東京都隊友会理事役として自衛隊への各種協力、被災地の復旧復興、東京都内での防災訓練への協力に尽力する。令和元年5月12日、東京都隊友救護赤十字奉仕団結団に伴い初代委員長に就任。その他役職として赤十字奉仕団東京都支部委員会委員を兼ねる。令和3年4月1日、社会福祉法人東京都共同募金会より東京都隊友救護赤十字奉仕団との連名により、共同募金推進委員、東京都共同募金隊友協力会会長を拝命する。

その他役職

公益社団法人隊友会東京都隊友会理事役・東京都隊友救護赤十字奉仕団部会長(部会長は令和3年4月9日~)

東京都隊友救護赤十字奉仕団委員長(令和元年5月12日~)

日本赤十字社 赤十字奉仕団東京都支部委員会委員(令和元年5月12日~)

東京都隊友救護赤十字奉仕団献血推進委員(令和3年4月1日~)

東京都隊友救護赤十字奉仕団
本会は東京都隊友救護赤十字奉仕団を母体とした東京都共同募金会協力団体です。
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